フィギュアスケートの今季のグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダ第2日は27日(日本時間28日)、ケベック州ラバルで女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)3位だった15歳の山下真瑚(愛知・中京大中京高)が136・76点で2位。合計203・06点の総合2位に入り、GPシリーズ初挑戦で表彰台に立った。山下は「メダルが取れるとは思っていなかった。すごくうれしいですけど、もっと点数を上げていかないといけないなと思うところもあります」。優勝はSP首位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)。
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SP2位の樋口新葉(わかば)(東京・開智日本橋学園高)は114・78点でフリー7位となり、合計181・29点で総合6位、松田悠良(中京大)は合計157・59点で総合11位だった。SP7位と出遅れた平昌(ピョンチャン)五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)はフリーで137・08点の1位と巻き返して合計197・91点で総合3位に入った。(ラバル=大西史恭)