フィギュアスケートの今季のグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダ第2日は27日(日本時間28日)、ケベック州ラバルで男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)で2位につけた平昌(ピョンチャン)五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が188・38点をマークし、合計277・25点で逆転優勝した。冒頭から続けて4回転ジャンプを着氷させた宇野は「昨日の悔しさをフリーにぶつけた演技だったと思います」。スケートカナダ2連覇を達成した。
「やってしまったな、と思った」 宇野昌磨の一問一答
SP8位だった友野一希(同大)は冒頭の4回転サルコーで手をつくなどジャンプの失敗が続き、139・20点で合計220・83点の9位。友野は「いつも通りに演技するのがいかに難しいかを感じた。とても勉強になった試合だった」と語った。(ラバル=大西史恭)