1日午前6時50分ごろ、千葉県成田市三里塚の県道で、成田空港行きの観光バスが信号機などに衝突する事故があった。市消防本部によると、運転手は市内の病院に搬送された。乗客26人にけがはなかったという。
千葉県警成田署によると、バスは進行方向の右側にあった信号機をなぎ倒し、10メートルほど先の雑木林に突っ込んだところで止まった。バスの後ろを車で走行し、110番通報した目撃者は「事故直前、バスは蛇行していた」と話していたという。
現場は見通しの良い片側1車線の直線道路。乗客は外国人が多かったという。事故直後に現場を通りかかった男性(66)は「乗客が一斉にバスの中から走って飛び出してきた。驚いた」と話していた。