宮腰光寛・国家公務員制度担当相は2日、女性国家公務員の登用状況(7月時点)を発表した。本省の課長・室長クラスの女性比率は4・9%(前年比0・5ポイント増)で2005年の調査開始以来、過去最高となった。ただ、政府が20年度末の目標として掲げる7%まではまだ幅がある。
内閣人事局によると、部長・審議官クラス以上(目標5%)は3・9%(同0・1ポイント増)、本省の課長補佐、地方機関の課長クラス(目標12%)は10・8%(同0・7ポイント増)だった。
宮腰氏は閣議後会見で、「より一層、女性の登用拡大や男性の育児休業などの取得促進に取り組み、国家公務員の働き方改革を推進していく」と話した。