(15日、大相撲九州場所)
稀勢の里「場所前は調子良かった」休場を表明、一問一答
白鵬・鶴竜出ていれば…休場の稀勢の里、初日黒星に泣く
休場を表明した稀勢の里。来場所に出場するとも、そこで進退をかけるとも明言しなかった。覚悟を問われると「考えていきます」。新たにけがした右ひざが回復するか見通せないのだろうが、歯切れが悪い。周囲が、横綱の置かれた状況に抱く危機感とのギャップを感じざるを得ない。
初日にけがをしたなら、3連敗した3日目の夜に師匠と話し合った際に、休場を決断する手もあった。4日目の土俵を務めたのは横綱の判断だ。初日から4連敗という汚名は、当然背負わなければならない。
横綱審議委員会の北村正任委員…