世界遺産・平等院(京都府宇治市)の鳳凰(ほうおう)堂をライトアップする夜間特別拝観が17日に始まった。16日夜、報道陣に公開された。屋根上の鳳凰と本尊の阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)には、スタンレー電気(東京)の金色LED投光器が国内で初めて使われ、木々の葉が色づき始めた境内で、金箔(きんぱく)で覆われた像がひときわ輝きを放つ。
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特別拝観は12月2日までの金、土、日曜日の午後6時~8時半。拝観料は大人600円、中高生400円、小学生300円。日中の拝観券で再入場できる。問い合わせは平等院(0774・21・2861)。(小山琢)