アフガニスタンの首都カブール北部にある催事場で20日午後、自爆テロとみられる爆発があり、保健省によると、少なくとも市民ら43人が死亡、80人以上が負傷した。同国では市民が多く集まる宗教行事や施設を狙った反政府勢力タリバーンや過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織による攻撃が相次いでいる。
現地時間の同日夜時点で犯行声明は出ていない。同日はイスラム教の預言者ムハンマドの生誕を祝う祝日で、催事場には宗教指導者や市民ら数百人以上がお祝いのために集まっていた。場内で何者かが自爆したとみられる。地元テレビは救急隊が催事場から死傷者を運び出す様子を伝えた。
同国ではタリバーンやISなど…