(25日、大相撲九州場所千秋楽)
小学生の貴景勝、元貴乃花親方に「は?」いまわかる意味
貴景勝が初優勝 史上6番目の若さ
相撲特集:どすこいタイムズ
土俵に転がされた高安は両目をぎゅっとつぶり、しばらく動けなかった。優勝決定戦へ、勝つしかなかった。御嶽海に押し込まれたが、土俵際でこらえる。中央に押し戻すと、こうちゃく状態に。右上手を取り切れないまま前へ出たが、うまくすくわれ、痛恨の黒星となった。残された大関としての務めと、賜杯(しはい)への執念は示したが、また一歩届かず。支度部屋で無言を貫き、悔しさをかみ殺した。
○御嶽海 優勝を狙う高安を破り7勝目。「前の相撲(松鳳山―栃ノ心)が長くて集中が切れそうになった。(力を)出し切った。次につなげたい」