(25日、フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権女子フリー)
本田望結、紗来より上位だが「姉らしい演技できず残念」
本田紗来(さら、11)は悔しさを晴らすように、リンク上で愛らしい笑顔を咲かせた。回転不足など減点はあったものの、全てのジャンプを着氷。女子フリーのみだと姉の望結(みゆ、14)=大阪・関大中=を上回る95・16点を記録し、「紗来にしかできないベビーフェースを演じられたのかな」と充実感を漂わせた。
前日、ショートプログラム(SP)の3回転ルッツで転倒。通常ノービスではフリーしか演じないため、2日連続の競技自体が初体験だったが、1日で立ち直って見せた。復活を支えたのは、姉の真凜(17)=JAL=の存在だ。
「邪魔しない方が良いと思った…