プロ野球オリックスの金子千尋投手(35)が自由契約になることが28日、わかった。長村裕之球団本部長が明らかにした。金子の今季年俸は推定6億円で、球団は減額制限(年俸1億円超で40%)を超える5億円減となる年俸1億円を提示しており、金子は自由契約を選択した。
長村球団本部長によると、この日午前に金子本人から電話で連絡を受けたという。長村球団本部長は「自由契約の申し入れがあった。今まで交渉してきたが、こういう結果になってしまった……」と言葉を詰まらせた。
今後は、11月30日をもって球団の保留者名簿から外れ、12月2日に自由契約選手として公示される。金子は他球団との交渉が可能になる。球団側は他球団との契約が不調だった場合でも、再契約することを認める方針。
金子は21日に初めて自由契約…