秋篠宮さまが30日の53歳の誕生日を前に、紀子さまと臨んだ記者会見の要旨は次の通り。
【皇嗣としての抱負、公務の在り方や分担について】
《秋篠宮さま》例えば毎年のように行われている公的な仕事などは、どうしても前年度とか、その前の機会と同じようにすればいいと思いがちです。これは私自身もそうなんですけれども、やはりそれら一つ一つをその都度その都度考えながら自分の仕事、もしくは務めを進めていくようにしたいと思っています。
今、皇太子殿下のお仕事を宮内庁で引き取って整理をし、次に私がどのものを行っていくかを検討しているところです。公的な活動の在り方については、今お話ししたようなことについて皇太子殿下の了解を取ったということです。例えば宮中で行われる行事等は、平成の時代にも行い方が変わったり、今の両陛下が変えられたものもあるわけです。そういうものについては随時話し合いを既にしているものもありますが、(今後も)していく必要があろうかと考えています。
【平成はどのような時代だったか、天皇陛下と皇后さまへの思いは】
《秋篠宮さま》バブルの頃、その後でもって、人々の生活のパターンが変わったなと、私なりに何となく感じております。自然災害が非常に多い時代だったなという印象があります。
天皇陛下は即位以来、象徴としての在り方について常に模索し考えてこられ、まさしく全身全霊でお務めを果たしてこられたと思います。皇后陛下は、陛下のお務め、立場を重んじ、宮中に伝わる伝統を守り継承してゆくことに心を砕かれながら陛下を支えてこられました。これはなかなかできることではないと思い、お二方に深く敬意を表するところです。息子の立場として言わせて頂ければ、常に笑いのある、温かい家庭を築いて下さいました。感謝したいと思います。
【眞子さまの最近の様子、小室圭さんとの結婚についての考えは】
《秋篠宮さま》今でも二人が結…