ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)傘下のコンビニエンスストア、サークルKとサンクスが30日、国内全店で営業を終える。ファミリーマートへの統合が完了するためだ。約1万7千店に拡大したファミマは、最大手のセブン―イレブン・ジャパンを追うが、飽和状態とも言われる業界だけに、厳しい競争が待ち受ける。
29日に最後の営業を終えたサークルK尾西開明(びさいかいめい)店(愛知県一宮市)。サークルK発祥の愛知県の店を激励に訪れたファミマの沢田貴司社長は「ワンファミリーマートとして、もっといい商品、サービスを提供したい。これからが本当の勝負」と語った。
ファミマは2016年9月、サークルKサンクスを傘下に持つ旧ユニーグループHDと経営統合。約6300店あったサークルKとサンクスはファミマに転換されることになった。
不採算店の閉鎖や看板の掛け替…