名古屋市天白区の市立天白養護学校の教諭が、生徒に暴力を振るったり暴言を吐いたりした問題で、愛知県警が3日、同校の男性教諭(59)=傷病休職中=を暴行の疑いで書類送検したことが分かった。
天白署などによると、男性教諭は昨年11月、運動会の練習中に、校庭に座っていた元男子生徒(当時18)の足を蹴ったり、踏みつけたりした疑いがある。
名古屋市教委によると、男性教諭は男子生徒への暴行のほか、昨年4月~今年2月、同校の複数の生徒に「チビ」「デブ」といった暴言を吐くなどの不適切な行為があった。学校の調査に対し、男性教諭は暴力や暴言について認めているという。
市教委では、こうした問題が発覚したことを受けて、10月に有識者会議を立ち上げて事実確認を進めており、「結果をみて処分を決める」としている。