貴ノ岩の会見に同席した師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「まだ4、5年は相撲を取れると思っていた」と語り、「残念」という言葉を繰り返した。昨晩にふたりきりで話し、引退の意志を伝えられた。その際には「すぐに決めなくていい。また頑張ろう」と説得したが、弟子の意志は固かった。
貴ノ岩の引退届を受理 暴行問題で協会「本人の意志」
貴ノ岩「弟弟子につらい思い」 風邪薬忘れ、暴行と説明
相撲特集:どすこいタイムズ
一方、貴ノ岩から暴行を受けた付け人の力士(23)が7日、インフルエンザの予防接種を受けにきた東京・国技館で取材に応じ、「体は問題ない」と語った。現役続行の意思を明らかにし、「(貴ノ岩も)そう思ってくれていると思います」と話した。