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よみがえる浸水文書 西日本豪雨で被害、地道な作業なお

7月の西日本豪雨で浸水被害を受けた歴史文書を復旧する作業が進んでいる。ぬれた文書を放置すると腐ったりカビが生えたりして読めなくなってしまう。文書をいったん冷凍保管し、少しずつ新聞紙などを挟んで乾かす地道な作業だ。


松山市の愛媛大学法文学部。5階の部屋に、表紙が筆書きの文書が山積みされている。愛媛県旧立間村(現・宇和島市)に伝わる、江戸時代から1955年に旧吉田町と合併するまでの歴史文書だ。


【特集】西日本豪雨


その数、段ボール箱約100個に計4千点。収蔵していた公民館が7月6日以降の豪雨で水につかった。


それを救ったのが、法文学部日本史研究室に事務局がある「愛媛資料ネット」だ。1週間後に公民館から文書を運び出し、腐らないように大学内などの冷凍庫で保管した。


1年がかりで修復に当たるのは、日本史専攻の学生や卒業生、博物館学芸員、郷土史家ら。毎週火曜日に冷凍庫から一部を出して解凍し、主に水曜と木曜に作業をしている。泥水が染みた文書を破らないように1枚ずつ丁寧にはがし、ページの間に新聞紙片を挟んでいく。紙片が水を吸うと何度も取り換え、2週間ほどかけて乾かす。


文書の表題は「土木費領収書」「地理土木」など。天然痘の予防接種の記録「種痘簿」、県内で最も早かったとされるミカン栽培や四国遍路に関する文書などもあり、代表の寺内浩教授(63)は「まさに村の歴史そのもの」。大学院修士課程1年の鈴木あかりさん(23)は「地道で大変な作業だが、文書を残していきたい」と話す。


災害時に歴史資料を救うネット…


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