スマートフォンを使ったQRコード決済のサービス「PayPay(ペイペイ)」は13日、支払いごとに毎回20%分のポイントを還元するキャンペーンを、13日で終えると発表した。還元額が上限の100億円分に達したため。キャンペーン開始から10日間で終えることになった。
QR決済、競争が激化 ペイペイ「20%還元」で攻勢
QRコード決済「ペイペイ」で不具合 キャンペーン初日
ペイペイは今月4日に「100億円あげちゃうキャンペーン」を始めた。支払額の20%分のポイントを還元し、その後の支払いで使ってもらうことが狙いだ。還元の総額が100億円分に達するか、来年3月末になるまで続けるとしていた。13日中に100億円分に達したため、当初の予定から前倒しをし、キャンペーンを終えることにした。40回に1回の割合で、支払額の全額を戻すキャンペーンも合わせて終える。
キャンペーンを開始した4日以降、利用が集中し、複数回にわたって、一時サービスが使いづらくなった。ペイペイは、ヤフーとソフトバンクが共同で設立した。