4月に創業20周年を迎えるネット証券大手のマネックスグループ。「第二の創業」を掲げ、昨年4月には、仮想通貨の大規模な不正流出を起こしたコインチェックをグループ化しました。どんなことをめざしているのか、松本大社長(55)に聞きました。 ――第二の創業では何をめざしているのですか。 「4月5日に創業20周年を迎える。創業当時はネットが普及し始めたころで、個人と資本市場を近づけようと思い、オンライン証券をつくった。今はブロックチェーン技術が出てきた。新しい技術を大いに使って未来の金融をつくろうというビジョンで動いている」 「ブロックチェーンはデータベース技術。債券や株など、すべての金融商品は、実はブロックチェーンで置き換えることが可能だ。国が管理している戸籍や年金などもすべてブロックチェーンに置き換えれば、金融だけでなく、社会のあり方を変える可能性がある」 ――コインチェックをグループ化しました。ただ、仮想通貨の相場は急落し、バブルがはじけた感があります。 「コインチェックは国内有数の約170万人の顧客がいる。グループ化以降、セキュリティーを強化し、マネックスが培ってきた内部管理の仕組みも採り入れて、改善を進めた。仮想通貨交換業で確固たる地位の確立をめざしている」 「確かに仮想通貨の相場は大きな調整が入ったが、短期的な投機家や価格変動だけが目当てだった人は退場した。本当にブロックチェーン技術の未来を信じて何かをやろうという人が残った現状は、ある意味でよかったと言える」 ――仮想通貨やブロックチェーン技術をめぐる世界の動きと、マネックスの立ち位置は。 「米国では仮想通貨の相場が崩… |
「仮想通貨参入はブロックチェーンへの投資」マネックス
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
厳しいFBの暗号資産 幹部「許可出るまで発行しない」
FB仮想通貨、途上国の貧困層も視野に 課題は情報漏洩
イオンカードで2200万円不正利用 会員アプリ悪用か
楽天銀行、ネット取引で不具合 連休明けに接続集中か
ビットコイン急騰の怪 4カ月ぶり高値で一時55万円超
クレカなくてもスマホで決済 りそなが新サービス開始へ
SBI証券で一時システム障害 約30分ログインできず
セブン銀、ATMで口座開設へ 高精細カメラで本人確認
みずほ銀、LINE新銀行助けても「十分なメリット」
みずほ、QRコード決済に参入へ 後発でも武器は信用力
ペイペイ、不正利用の被害を全額補償 安全対策も強化
QRコード決済の不正防げ 経産省、対策とりまとめへ
ペイペイに不正利用の問い合わせ相次ぐ 登録に問題か
住宅ローン、スマホで契約まで完結 三菱UFJ銀
「100億円還元」ペイペイが終了 開始わずか10日で
りそな、印鑑いらずのシステム「売ります」 地銀向けに
サイバー攻撃対策で「演習」 金融庁が銀行などと実施
東証システム障害、社長の減給処分検討 賠償には否定的
靴が集めた自分のデータ、企業に預け「利子」得る未来
もうミスしない?みずほのシステム移行「鬼門」に緊張感
ネット証券、指紋や顔で認証 ID・パスワードは不要に










