愛知県は26日、同県犬山市北部の山中で死んでいた野生イノシシから、豚(とん)コレラウイルスの陽性反応が出たと発表した。岐阜県で国内26年ぶりの発生が確認された9月以降、愛知県内では2例目。
県によると、岐阜県坂祝(さかほぎ)町に近い犬山市栗栖大平でイノシシが死んでいると24日に通報があり、26日の愛知県の検査で陽性と確認された。同市では今回の発見場所から約9キロ離れた山中で捕獲された野生イノシシも、22日に陽性と判定されている。今回も、これまで岐阜県内で確認されているものと同一のウイルスとみられるという。