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「戦後日本外交の総決算を果断に」 安倍首相が年頭所感

安倍晋三首相は1日付で年頭所感を発表し、「本年は、最大の課題である、少子高齢化の壁に本腰を入れて立ち向かう」として、10月に始める幼児教育の無償化を含め、社会保障制度を全世代型に転換させることへ強い意欲を示した。


外交面でも「本年は大きな課題に挑戦する」と強調。米朝首脳会談や日ロ平和条約交渉、日中新時代の到来などを挙げ、「大きな転機が訪れる中で、戦後日本外交の総決算を果断に進めていく」とした。


5月の皇位継承は「歴史の大きな転換点」とし、「平成の、その先の時代に向かって『日本の明日を切り拓(ひら)く』一年とする。その先頭に立つ決意だ」と表明。その上で「継続を力とし、これまでの積み重ねを、そして、国民の皆様からの信任を大きな力として、残された任期、全身全霊で挑戦していく覚悟だ」との決意を示した。


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