プロ野球の広島が、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として、長野久義外野手(34)を選択したことが7日、わかった。
長野は2度の指名拒否を経て2009年秋のドラフト1位で巨人に入団。新人王、首位打者、最多安打のタイトルを獲得するなど攻守にわたって中心選手として活躍した。昨季は116試合に出場し、打率2割9分、13本塁打、52打点。
巨人は今オフのFA補強を巡って、内海哲也投手(36)の西武移籍が決まっている。内海も長野も選手会長を務めており、長野が移籍を受諾すれば、生え抜きのスター選手が続けて退団することになる。