2020年東京五輪・パラリンピックの招致を巡って、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が汚職に関わった疑いがあるとして、フランスの検察当局が竹田会長の訴追に向けた手続きに入っていたことについて、招致委員会の事務局長だった樋口修資・元文部科学省スポーツ・青少年局長は「寝耳に水。よもやないとしかコメントのしようがない。そういうことが、今ごろ起こっていることが、信じられない話。なんと申し上げていいか分からない。事務局の立場としては竹田さんを支える立場にいた。そのような嫌疑をかけられたことが信じられない。最近はもう五輪とは関わっていないので、竹田会長には会っていない」と話した。
また、大会組織委員会は、「報道で知った。何も分からないので、コメントできない」としている。