大相撲初場所の初日で御嶽海に敗れた稀勢の里の相撲を観戦した横綱審議委員たちは険しい表情を見せた。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「残念です。あそこで頑張りきれないというのは、(場所を)全うできるか不安になる。でも頑張ってほしい」。高村正彦委員(前自民党副総裁)は「残念至極。横審から『激励』が出て、期待されて懸賞もかかっていたが」と述べると、山内昌之委員(東大名誉教授)は「言葉が出ない。どうして慌てるんでしょうか。好きな相撲を取るという、その一心に戻ってほしい」と語った。
稀勢、格下のみ込む力なし 九州場所と同じ負けパターン
進退がかかる稀勢の里、黒星スタート 大相撲初場所初日
相撲特集:どすこいタイムズ