アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のサッカー・アジア杯で、FIFAランキング97位のインドが旋風を起こしている。初戦でタイに4―1と快勝し、55年ぶりの大会勝利を挙げた。続くUAE戦は0―2で敗れるも決定機の数で上回った。自信を手に1次リーグA組突破を見据え、14日のバーレーン戦に臨む。
6日のタイ戦は、同国史上最多出場・最多得点を誇るエースFWチェトリが2得点。UAE戦もチェトリのヘディングがGKに阻まれたほか、2度バーをたたくシュートを放つなど決定機を作った。組織的な守りで粘り強く球を奪う。前線のスピードを生かし、少ない手数でゴールに迫る。そんなスタイルが相手の脅威になっている。
人口13億人のインドの国技は…