左肩の故障から復活をめざすプロ野球ソフトバンクの和田毅投手(37)が長崎市内で自主トレーニングを行っている。昨季は1軍登板がなく、リハビリで通った福岡・筑後の球団施設から「環境を変えたい」と長崎に自主トレの場を移した。
ヤフオクドーム、ボールパークに エンタメ施設など整備
14日には、県営野球場近くにある平和公園の階段や坂道を使ったダッシュなどで汗を流した。「左肩の状態は7割くらい。ブレーキをかけながらやってます」。キャンプでのブルペン入りもめざし、焦らず調整しているという。
励みは昨季6勝を挙げてカムバック賞を受賞した同世代の中日・松坂大輔投手(38)の存在だ。「自分も肩で苦しんでいるので、勇気をもらった。肩が万全になればやれる自信はある。自分も続いていきたい」と覚悟をにじませた。(甲斐弘史)