自民党の甘利明選挙対策委員長は15日夜、BS11の番組に出演し、衆参ダブル選挙の可能性について「かなり低いとは思うが、ゼロじゃない」と述べた。甘利氏は、衆院解散の判断は「首相の専権事項だ」と指摘。その上で、「政局を安定をさせて、日本の政治、経済情勢を安定させて世界の安定につながる、と判断したら、首相はもちろんそこで解散をうちますよ」と述べた。一方で「(安倍晋三首相は)最初からダブル選挙は、まったく考えていないと思う。(首相と)接する限りは伝わってきていない」とも語った。また、参院選の目標について、自民、公明両党で「安定多数」を目指す考えを示した。