横浜市の40代と30代の女性カップルが16日、同市内の区役所に婚姻届とドイツでの法律婚の証明書を提出した。窓口では、審査のため預かりとなったが、日本での法律婚は認められない見通し。2人は2月中旬、同性婚ができないのは法の下の平等などを定めた憲法に違反するなどとして、他の同性カップル10組以上とともに国家賠償訴訟を起こす。
婚姻届を提出したのは、横浜市の会社員中島愛さん(40)と、ドイツ出身の専門学校生バウマン・クリスティナさん(32)。2人は2016年、ドイツ・ベルリンでパートナーシップを登録し、現地で挙式。17年にドイツで同性婚が認められ、18年9月に結婚した。日本で戸籍に登録するためには、役所や領事館などに報告する必要がある。ただ、日本では、民法などが男女の夫婦を前提としているとして、同性カップルの婚姻届は受理されていない。
バウマンさんは、現在、留学ビ…