大相撲の元横綱稀勢の里(荒磯親方)が現役引退から一夜明けた17日、東京・国技館の日本相撲協会を訪ね、関係部署にあいさつして回った。その後取材に応じ、「すっきり寝られました。土俵に上がれない寂しい気持ちはありますけど、これからまた、新しいスタートなので一歩一歩進んでいきたいと思います」と話した。
稀勢の里、「強さ」より武骨な生き様 不器用ゆえの引退
ツンデレ・好不調の波…愛された稀勢の里の不思議な魅力
フォトギャラリー「横綱・稀勢の里 引退」
前日の引退記者会見で涙を見せた元稀勢の里だったが、この日は一転、穏やかな表情。館内でファンに囲まれると、笑顔で握手に応じていた。ファンからは「ありがとう!」「お疲れ様!」と声が飛んだ。
取材では、会見で使った「私の…