日本ハムの栗山英樹監督は待っている――。米アリゾナ州スコッツデールでの１軍キャンプ開始を翌日に控えた３１日、清宮幸太郎、吉田輝星ら若手について質問された栗山監督は熱く語った。「日本ハムは若いチームと言われるけど、『若い』だけに意味は無い。若いことがなぜいいかと言うと、一気にチームに火を付けるような爆発力、大活躍をしてくれてチームが引っ張られるから。それを待っている。その点では輝星を筆頭に、だよね」と大きな期待を寄せた。スコッツデールでの１軍キャンプは約２週間だが、その間、栗山監督は２軍選手の映像もチェックする。

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また、栗山監督はこの日、「神頼みはあまりしないようにしているが、選手の体のことだけは」と米国で利用するグラウンドに毎年行っている塩まきを行った。「（塩をまくことで）ある意味、自分のなかのけじめが一番大きいかもしれない」とキャンプのスタートに向けて、気持ちのスイッチをしっかりと入れていた。