サッカーのアジア杯で、1日の決勝(日本時間1日午後11時開始)で、2大会ぶり5度目の優勝をめざす日本は、カタールと対戦する。準決勝まで計16得点のカタールで最も警戒すべき選手が、FWアリだ。日本は、エースFW封じを担ってきたDF冨安(シントトロイデン)が迎え撃つ。
22歳のアリは、1次リーグ北朝鮮戦で4得点するなど今大会8得点で、ダエイ(イラン)が持つアジア杯の1大会最多得点記録に並んでいる。DFの背後へ抜け出す速さが持ち味だ。
冨安は「思っているより速いかもしれない。その気持ちをもっていれば、びっくりしないで済む」。自身は、速さよりも、188センチの高さが武器。先を読み、相手より早く動き出すことで、その差を補う考えだ。
準決勝のイラン戦も、動きを読…