日本マクドナルドホールディングス(HD)が12日発表した2018年12月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比32・4%増の250億円だった。新商品投入や店舗改装効果で客足が伸び、期限切れの鶏肉問題(14年)などの問題前の水準に業績が回復。サラ・カサノバ社長は「回復から成長のステージに入った」と強調した。
売上高は前年比7・3%増の2722億円。純利益は前期にあった特別利益などの反動で、8・7%減の219億円だった。昨年は午後5時以降に100円を追加して払えばハンバーガーの肉が倍になる「夜マック」を導入。マクドナルドが強みをもつ昼ご飯の時間帯だけでなく、夜ご飯の時間帯でもテコ入れを図った。店舗数は横ばいだったが、1店舗あたりの1カ月の平均売り上げは01年の上場以来で最高を記録した。
最近は、単価が高い期間限定商…