脳腫瘍(しゅよう)の治療を受けながら声楽家を目指す高校1年の女子生徒が16日、「国際小児がんデー」(15日)に合わせた国立成育医療研究センター(東京・世田谷)の「交流フェスタ」で、歌を披露する。急な手術で一時は出演が危ぶまれたが、回復。病を抱えた子どもや家族に楽しいひとときを届けようと、直前の練習に励んでいる。 がんとともに ネクストリボン 東京都練馬区の安斎凜咲(りさ)さん(16)は、小学2年生で脳腫瘍が分かり、成育医療研究センターで治療を受けた。病床で音楽を聴くうちに歌が好きになり、地元の合唱団へ。中学から国立(くにたち)音楽大学付属校に進んだ。病状は安定しており、定期的な経過観察が続いた。 昨春、高校に進学し、念願の音楽科声楽専攻で学び始めたが、その直前に腫瘍の増大が分かり、通院治療を再開。6月に左目が見えなくなり、腫瘍を抑えるため更に強い薬を使い始めた。「自信を失って落ち込んだり、無気力になったり、大変でした」と凜咲さんは振り返る。 秋になり、病院のソーシャルワ… |
脳腫瘍の16歳 本番直前に悪化「なんとしても」歌う
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
産後ケア、背筋伸ばして腹式呼吸 骨盤まわりを大切に
歯と骨はどう違う? 硬くて丈夫なのは同じだけど…
小学生でおねしょ「絶対にばれたくない」 治したくて
ロボットで遠隔手術、実現へ準備開始 日本外科学会
糖質制限、長期継続で老化早まる恐れ マウス実験で判明
あなたのたん、色や粘り気は? 気道の異常知る「鏡」
国控訴せず、「ほっとした」 元ハンセン病家族ら安堵
「同じ事故、繰り返さないで」 無痛分娩被害者の会設立
ストレス多いと乳がん悪化 増殖や転移、マウスで解明
内視鏡手術、広めた「異端」 王貞治さん主治医の足跡
ルル・ナロン・バファリン… 薬の名前、その由来は?
1型糖尿病患者ら、国を再提訴 年金打ち切りは「不当」
救急隊の蘇生中止、かかりつけ医が判断可能 国報告書案
肺・大腸…臓器を問わないがん治療薬 国内2種類目
脱「お世話」の介護とは リハビリが支える自立と幸福感
エボラウイルスなぜ輸入? 高い致死率、安全性どう守る
高齢世帯の5割、所得は公的年金・恩給だけ 厚労省調査
30人中4人のがん消える 光免疫療法、治験結果を公表
新薬3千万円超は高すぎ? 不透明な原価計算に国がメス
絶好調からの電池切れ…闘病の苦しみに耐え誇らしい自分
理想の肌は「うなはだけ」 蒸しタオル洗顔で新陳代謝
透析希望しない患者に「確認書」案 中止問題で学会
授業で寝落ち、抑えられない眠気 私はナルコレプシー?
がんのない乳房の予防切除を推奨 変わるか全額自己負担
正しい洗髪って?シャンプーなしの「湯シャン」の人も










