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脱「お世話」の介護とは リハビリが支える自立と幸福感

高齢になっても、できる限り介護に頼る度合いを低くして自立を保てるよう、意識して運動する人は多い。国もそうした自立支援への取り組みを評価する。まずは入院などの際に体力を大きく落とさないよう注意して、本人がどこまでのリハビリを望むのか、周囲が配慮することも大切だ。


大阪市の長谷川佳子さん(88)は昨年12月から、自立支援に特化したデイサービス(通所介護)センターに通う。体調を崩して休むこともあるが、週に数回、1~2時間ほどかけて、職員の補助を受けてマシンを使い、体を動かしている。


「老いとともに」はこちらから


昨年1月に誤嚥(ごえん)性肺炎と診断されて入院。点滴だけで何も食べられない時期が2週間ほど続いた。もともと要介護度は最も高い5だったが、入院前は車いすを使いながら歩く訓練もしていた。だが入院中に体重が一気に落ち、退院後にしばらくいた施設でも体力は低下し、ほぼ寝たきり状態に。長女の新谷聡美さん(54)によると、期待していたリハビリや口から食べる訓練は、施設ではきちんとしてもらえなかったという。


8年ほど前に認知症と診断され、会話するのは難しい。でもデイサービスで体を動かす日は表情がいいと感じる。リハビリを通して体力を回復させ、昼間はベッドではなく車いすに座って過ごせるようになってほしい。そして、口から食べる訓練を始めたい。


若いころから社交的で、80歳を過ぎても一緒に海外を旅した。「母はよく笑う人。あの笑顔をまた見たい」。新谷さんはそう願っている。


長谷川さんが通うデイサービスを運営する「ポラリス」(本社・兵庫県宝塚市)は、筋力を鍛えるのではなく、全身の使われなくなった筋肉を使うようにすることを重視するリハビリに取り組み、デイサービスを全国で展開する。


2013年から今春までに3カ月以上通い続け、一時的を含め介護保険を必要としなくなった人が約470人いるという。社長の森剛士さんは「歩けるようになることで『自分も元気になれるかも』という自己効力感につながる。従来の介護の多くは『お世話』が中心で、必ずしも自立に結びついていなかった」と語る。


国の介護報酬も自立支援を重視する。昨年度から、デイサービスを利用して身体機能が維持・改善した人が多くいる場合、事業所に報酬が支払われるようになった。


病院が低栄養を作る?


長谷川さんのように、入院をきっかけに患者の体力が一気に落ちてしまうケースは数多い。重い病気の治療を優先するため、一時的に安静にするのは避けられないが、ケアを受けられないことで、全身の筋力が落ちる「サルコペニア」という状態に陥ってしまう例もある。まずはこんな事態を防ぎたい。


横浜市立大市民総合医療センタ…


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