全日空は22日、19日午前7時5分神戸発羽田行きの便に乗務予定だった30代の男性副操縦士から、乗務前の飲酒検査でアルコールが検出されたと発表した。パイロットの交代で当該便が1時間39分遅れた。副操縦士は19日午前1時ごろにホテルの部屋で缶ビールなどを1本半飲んだという。
全日空は1月から、宿泊先での乗務前24時間以内の飲酒を禁止するとともに、検査で少しでもアルコールが検知された場合の乗務を禁止している。
副操縦士はインフルエンザにかかっていたことが後でわかったという。このため、事実関係の確認に時間がかかったという。