安倍晋三首相は22日、東宮御所で皇太子さまと面会し、約30分間「ご説明」をした。首相は天皇陛下に一対一で面会する「内奏」を不定期に行っているが、皇太子さまと一対一で会うのは極めて異例。政府は内容を明らかにしていないが、5月1日の新天皇即位を控え、国内外の情勢について報告したとみられる。
政府は平成に代わる新元号について、4月1日の閣議決定直前、現在の天皇陛下とともに皇太子さまに伝達する方向で検討しているが、憲法との整合性を問う声が出ている。
新元号、新天皇に事前伝達検討 「憲法上、疑義」指摘も諸君から「皆さん」に変えた天皇陛下、最後の国会開会式「猛虎元年」社会に溶け込んだ元号 西暦と使い分けたら新天皇のパレード車は「センチュリー」 市販車を改造新元号、4月1日に発表 首相が正式表明新元号、4月1日公表へ 国民生活の混乱回避を優先新元号の決定・公表、改元1カ月前に 政府が最終調整前例踏襲?の大嘗祭 秋篠宮さまも疑義、尽くされぬ議論