衆院予算委員会理事会は28日、新年度予算案の採決を3月1日に行い、衆院本会議に緊急上程することを野田聖子委員長(自民党)の職権で決めた。衆院議院運営委理事会も1日午後の本会議開会を高市早苗委員長(同)の職権で決定。予算案は同日中にも衆院を通過し参院に送付される見通しだ。政府与党が最重要課題とした予算案の年度内成立が確実な情勢となった。
予算案は、10月に予定される消費増税対策など総額101兆4571億円で過去最大。憲法の規定により、2日までに参院に送付されれば自然成立する。
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