独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は28日、延長コードなどの配線器具からの火災が2017年度までの5年間に235件発生し、10人が死亡したと発表した。配線器具は接続可能な電力が決まっており、それを上回る電気製品をつないで火災につながった事例もあるという。
NITEによると、消費者庁や自治体などから寄せられた配線器具の事故情報は13~17年度で367件。そのうち、火災につながった事故が235件あった。このうち169件は、延長コードや複数の差し込み口のあるテーブルタップからの出火だったという。
14年1月に、火災で亡くなっ…