インドネシアで4月17日に投開票される大統領選と国会議員選挙の有権者名簿に、同国内に住む日本人18人を含む29カ国の外国人101人が誤って登録されていたと選挙管理委員会が6日、発表した。選管の作業ミスで、名簿から削除するというが、野党は「選挙の信用性に関わる大スキャンダル」と問題視している。
選管によると、国籍別では日本が最多で、他にはオランダが9人、米国、マレーシア、スイスが各7人など。いずれも5年間有効の恒久滞在ビザを持つが、外国籍のため選挙権はない。
同国では、選挙権は、17歳以上もしくは既婚の国民が持ち、選挙のたびに名簿が作成される。選管は昨年末、約1億9千万人の有権者名簿を完成させていた。
誤って登録されていたジャワ島…