ニュージーランド南部クライストチャーチの銃乱射事件で、地元メディアは18日、殺人罪で起訴されたオーストラリア人のブレントン・タラント被告(28)が、弁護士なしで裁判に臨む意向であると報じた。
知らせたがる容疑者 ネットで犯行をライブ中継する心理
被告は16日に起訴された際に付いた当番弁護士に対し、裁判で弁護士は付けない考えを示し、事件を後悔する様子も見せなかったという。被告が書いたとみられる犯行声明文は、「無罪を主張する」としていた。
警察は18日、タラント被告が単独で銃乱射を実行したと断定した。支援者がいないかは、さらに捜査を進めるとしている。(シドニー=小暮哲夫)