フィギュアスケートの世界選手権で、16歳の紀平梨花(関大ク)が日本女子初の初出場優勝をめざす。兵庫県西宮市立大社小学校を卒業するにあたって書いた文集には「夢に向かって」というタイトルの文章が寄せられている。
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紀平は幼稚園のころ、神戸市のリンクで開かれていた短期のスケート教室で初めて氷に乗った。現在の浜田美栄コーチに指導を受けるようになったのは小学5年のころ。文集は、小学生時代の近畿選手権で3位になった場面から書かれている。
「そのしゅん間、私は変わった。大きく成長した」「近畿大会という、あの大きな舞台で3位をとれたことが、私の心を大きく変化させた。その時、私にとって明るい未来が見えた気がした」
小学生のときからスケートに打…