ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチの銃乱射事件から22日で1週間を迎えた。事件の現場となったイスラム教礼拝所、ヌールモスク近くの公園ではイスラム教方式による追悼の礼拝があり、参列したアーダーン首相をはじめ市民約2万人が犠牲者らを悼んだ。
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午後1時半(日本時間午前9時半)から始まった礼拝では、参列者らが同1時32分から2分間、黙禱(もくとう)した。政府の呼びかけに応じて、国内各地でも同時刻に市民らが黙禱した。
礼拝では、アーダーン氏が「ともに追悼を。私たちは一つです」と呼びかけ、参列者らが黙禱。続いて、宗教指導者のフォウダ師が犠牲者の家族らへの支援に感謝の言葉を述べ、「テロリストはニュージーランドの人々を引き裂こうとした。だが、私たちはそうはならずに、世界に愛と団結を示した」と語った。
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