プロ野球・巨人の激励会が22日、都内のホテルであった。読売新聞グループ本社の渡辺恒雄・代表取締役主筆(92)が主催者を代表してあいさつし、5年ぶりの優勝を厳命した。
渡辺主筆は21日にあった西武とのオープン戦を振り返り、「ホームラン4本、ヒット16本、打点13挙げております。昨日の試合を見るといよいよこれは今年は優勝するときだなと、確信せざるをえないところでございます」とチーム状態の好調ぶりをアピールした。
4年ぶりに指揮を執る原辰徳監督については、「向こう10年くらい、がんばってもらいたいと期待しているところでございます」と長期政権を期待。「私はもう、あと2カ月で93歳になります。あと10年生きるかわかりませんけど、もういっぺん優勝を見ないでは、この年でいながら、死ぬわけにはいかないという心境であります」と語った。