日本高校野球連盟は22日、新潟県高野連が投球数制限導入を検討したことをきっかけに設けられた「投手の障害予防に関する有識者会議」に参加する13人の委員を発表した。
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委員には、プロ野球や大リーグで投手としてプレーした小宮山悟・早稲田大野球部監督や、春夏の甲子園で計5度優勝した横浜高元監督の渡辺元智氏らが入った。また専門的知見を得るために医師や弁護士も名を連ねた。新潟県高野連からも富樫信浩会長が参画する。
第1回は4月26日に東京で開催。11月上旬までに計4回の会議を開いて、選手の故障予防のための具体策について提言をまとめる。
日本高野連の竹中雅彦事務局長は、「野球への熱い思いがある専門家を選んだ。新潟が一石を投じてくれた課題について、総合的に検討したい」と話した。委員は次の通り。(敬称略、50音順)
宇津木妙子(日本ソフトボール協会副会長)▽岡村英祐(弁護士)▽川村卓(筑波大野球部監督)▽小宮山悟(早稲田大野球部監督)▽田名部和裕(運動器の健康・日本協会事務局長)▽土屋好史(日本中学校体育連盟・軟式野球競技部専門委員長)▽富樫信浩(新潟県高野連会長)▽中島隆信(慶応大商学部教授)▽正富隆(日本高野連医科学委員会委員)▽百崎敏克(佐賀北高野球部元監督)▽山崎正明(高知県高野連理事長)▽渡辺幹彦(全日本野球協会医科学部会部会長)▽渡辺元智(横浜高野球部元監督)