平昌(ピョンチャン)五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりに連覇を達成した羽生結弦(24)=ANA=が、20日に開幕した世界選手権(さいたま市)で再び頂点をめざす。偉業を達成してもなお、挑み続ける。それは決して競技面だけではない。
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「スタッフとじゃれ合っていた」 恩師が語る羽生結弦
羽生結弦、好きなスポーツ選手で初の1位 2位はあの人
平昌五輪から約2カ月後の4月、自身が初めてプロデュースしたアイスショーを東京都内で開いた。
サブタイトルは「Continues ~with Wings~」。羽生は「『with Wings』は羽生の『羽』という文字から付けて、『Continues』は、継承されるものということを特に強い意味を込めて付けました」と説明した。
平昌五輪前に痛めた右足首のけがが完治しておらず、滑る予定はないとしていた。だが、実際は過去のプログラムから3曲を組み合わせたメドレーを滑った。羽生の「サプライズ」だった。
ショーの音響を担当した矢野桂…