一般会計総額が101兆4571億円と初めて100超円台となった2019年度予算案が、参院予算委員会で与党などの賛成多数により可決された。27日午後の参院本会議に緊急上程され、可決、成立する見通しだ。
26日までの参院予算委の審議時間は63時間24分。与党は衆院予算委の審議時間の8割にあたる60時間を採決の目安としていた。
自民党の二階俊博、公明党の斉藤鉄夫両幹事長らは27日午前、都内で会談し、後半国会について協議した。会談後、自民党の森山裕国会対策委員長は、親権者らによる体罰禁止を明記した児童福祉法等改正案などについて「残された法案の成立に向け、野党ともよく協議しながら後半国会を運営していく」と記者団に述べた。