関西発の優れた報道を顕彰する「第26回坂田記念ジャーナリズム賞」=坂田記念ジャーナリズム振興財団(川島慶雄理事長)主催=の授賞式が26日、大阪市北区のクラブ関西であった。2018年の報道が対象で、朝日新聞大阪社会部・東京社会部取材班など本賞6件と特別賞2件の表彰があった。
朝日新聞の大阪社会部・東京社会部取材班は「財務省による公文書改ざんをめぐる一連のスクープ」が評価され、第1部門(スクープ・企画報道)新聞の部で本賞を受賞した。選考委員長の渡辺武達・同志社大学名誉教授は「地道な取材と分析で、責任あるジャーナリズム活動として刮目(かつもく)に値する」と述べた。