ベトナムで今月開かれた米朝首脳会談を機に、北朝鮮国営最大手の旅行会社が28日にハノイで会見し、ベトナム人に向けた北朝鮮旅行を宣伝した。ハノイで開催中の旅行見本市にも初めてブースを出し、中朝国境にある白頭山(ペクトゥサン)など、観光資源を説明した。
会見した朝鮮国際旅行社代表のハム・ジン氏は、「昨年からベトナム人の北朝鮮観光ニーズが高まっている。平壌―ハノイのチャーター便の開設が次の目標だ」と話した。同社によると、2018年に北朝鮮を訪問した外国人客は約20万人だった。このうちベトナム人は300人で、今年は10倍に増やしたいとし、両国の首都を結ぶチャーター便開設にも意欲を見せた。
同氏は会見後、「ハノイでの首…