今季限りで競技生活の第一線を退き、プロスケーターに転向するフィギュアスケート男子のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が、29日から大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで始まったアイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演。公演中に宮原知子(関大)から花束を受け取るなどのセレモニーがあった。
氷上の豪華競演 宇野、紀平、ザギトワらアイスショー
リンク中央でマイクを握ったフェルナンデスは「21年間、現役をしてきました。みなさんのおかげで続けることができました。これからもできる限りスケートをしていきます」と場内のファンにあいさつ。温かい拍手が送られた。この日は、しっとりした曲調の「Prometo」に乗って舞い、宮原や三原舞依(シスメックス)らと共に群舞も披露した。
フェルナンデスは世界選手権を2度制し、昨年の平昌(ピョンチャン)五輪で銅メダルを獲得。今年1月の欧州選手権で優勝し、有終の美を飾って一線を退いた。(大西史恭)