競泳の日本選手権は2日、東京辰巳国際水泳場で世界選手権(7月、韓国)の代表選考会を兼ねて開幕し、男子400メートル自由形は吉田啓祐(日大)が3分47秒10で初優勝。女子400メートル自由形は16歳の難波実夢(みゆ、MGニッシン)が4分9秒39で初優勝した。非五輪種目の男子50メートルバタフライは井田憲吾(自衛隊)が23秒27の日本新記録で制した。いずれも日本水連が種目ごとに定める派遣標準記録に及ばず、世界選手権の代表入りを決めた選手はいなかった。
男子100メートル平泳ぎは、日本記録保持者の小関也朱篤(やすひろ、ミキハウス)、200メートルの世界記録を持つ渡辺一平(トヨタ自動車)が3日の決勝へ進出。女子200メートル個人メドレーでは2017年世界選手権銀メダルの大橋悠依(イトマン東進)が決勝に進んだ。