平成に代わる新しい元号について、政府が1日に開いた有識者9人による「元号に関する懇談会」に提示した六つの原案は、「令和」のほか、「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万(ばん)保(ぽう)」などだったことが、複数の政府関係者への取材でわかった。
【詳報】新元号「令和」発表の一日をタイムラインで
6案の典拠は国書と漢籍が三つずつで、国書は「令和」の万葉集に加え、日本書紀、古事記だった。最終的には万葉集を典拠とする「令和」に決まった。
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