桜田義孝五輪相は9日の参院内閣委員会で、東日本大震災の被災地の宮城県石巻市を「いしまきし」と繰り返し言い間違えた。2回目で秘書官が「いしのまきし」と指摘したが、その直後もさらに間違え、1分15秒ほどの答弁で3回続いた。委員会室では失笑が漏れ、桜田氏は次の答弁で「間違ったことをおわびしたい」と陳謝した。
自由党・木戸口英司氏への答弁。桜田氏は、3月24日に同市であった復興五輪関係の式典を欠席しており、その理由を答えるなかで地名を誤った。桜田氏は同じ日に地元の千葉県の集会で、大震災時に「国道や東北自動車道が健全に動いていた」などと事実誤認の発言をし、翌日、発言を謝罪・撤回している。
桜田氏は昨年秋以降、「大分市」を「大阪市」、「1500億円」を「1500円」とも間違えている。